青雲的な意味で。
という訳でWesternDigital愛好家の憧れの星、WD1001FALSを買ってみましたヾ(゚∀゚)ノ
一般的に流通しているのはWD10EADSを代表にするエコ仕様のCaviarGreenシリーズですが、こちらはCaviarBlackシリーズなので性能重視の製品となります。
因みにCaviarBlueという中間的な役割のシリーズもあったんですが、最近やっと1TBモデルのWD10EALSが追加されましたが、位置的に微妙な感じです。
流通もまだあまり少ないようですし現時点のWesternDigitalの主流はCaviarGreenとCaviarBlackという判断で良いと思います。
まず始めにCrystalDiskMark100MBと1,000MBをWD1001FALSとWD10EADS-M2Bで比較してみました。
CrystalDiskMark上段がWD1001FALSの結果で下段がWD10EADS-M2Bの結果なので、読み込み性能はWD1001FALSの勝利となります。
また全体的にもWD10EADS-M2Bを全体的に上回っていますヾ(゚∀゚)ノ
4KBブロックのランダムリード及びライトの性能は流石の性能重視HDDといった感じですね。

次はCrystalDiskInfoとHDTuneの比較をしてみます。
CrystalDiskInfoHDTune
CrystalDiskInfo(左画像)に関しては温度が若干違いますが許容範囲内ですし、基本的な仕様は殆ど同じです。
また、HDTune(画像右)はWD10EADS-M2Bのグラフが揺れまくってる事に対し、WD1001FALSは逆に凄く安定した波形をしているのでWD1001FALSの方が安定しています。
因みにこの計測を行った時の起動回数がWD1001FALSが117回、WD10EADS-M2Bが7回と圧倒的にFALSの方が長く、そしてデータも沢山置いているのに安定度はFALSの方が上というのが見所です。
ていうかWD10EADS-M2B乱れすぎだろ・・・大丈夫か?

温度に関しては上の画像の通り他のHDDと殆ど差はありませんでした。
尚、ウチのHDD構成は以下な感じです。
HDD1WD1001FALS
HDD2WD10EADS-M2B
HDD3WD10EADS
HDD4HDT721010SLA360
見て分かる通りWesternDigitalだらけなので、温度に関してはあまり参考にならないかもしれませんが・・・。
比較をするならSeagateあたりも入れてる方がいいかもしれませんけど、ファーム事件があるので怖くて買えません。
WesternDigitalのHDDは温度が若干高めと時々聞きますが、一応エアフローちゃんとしてるからか全く問題ない温度を保っています。

という訳でWD10EADS-M2Bとの比較をしてみたわけですが、流石はCaviarGreen製品の上位版ですね(・∀・)
Intellipark機能の問題とかHDTuneの結果を見る限りとかで判断するとCaviarGreen製品より数千円高いお金出す価値はあると思います。
オイラは価格が1万円切ってたので思い切って購入しましたが満足していますヾ(゚∀゚)ノ
例えるならばこんな感じでしょうか
CaviarBlack:アクセス速度、性能を追求する用途(例:システムドライブ)
CaviarGreen:コストパフォーマンスを重視する用途(例:バックアップ)
シリーズによって用途が違うので絶対的にWD1001FALSの方が上!という訳ではありません。
要は適材適所で使い分ければ良いと思いますよ

CaviarGreenもとても素晴らしいHDDですが、先述したIntellipark機能があります。
これは数秒間アクセスが無かった場合ヘッドを待避させる機能なんですが、これが曲者で低速病という見ての通りの症状と関連が深いと言われています。
しかしIntellipark機能無効にしてもて低速病が直らない報告があるあたりから、CaviarGreenそのものの問題の可能性も否定できません。
オイラは幸いにも今までこの症状に出会ったことがないのですが、そういうのを気にする方もCaviarBlackを買う方がオススメです(・∀・)
因みにSSDに比べると容量以外は圧倒的に負けますが、そもそもの仕様も役割も違いますしね。
劣化とか速度低下とかは置いといて、HDDの強みは1TBや2TBの大容量をSSDに比べて安価で購入出来るという点が一番だと思います。
そのHDDの中で性能及びアクセス速度を求める方にはオススメな製品です。

またWesternDigitalのHDDは保証も優れているのでオススメですよヾ(゚∀゚)ノ
RAVENZ NETWORK ::: BLOG EDITION : WesternDigital RMA保証

因みに速度重視のRaptorですが、あれはどちらかというと思想がSSDに似ているような気がしますがSSLでは接続が出た今は・・・。
一番微妙なのはRaptorかもしれませんね。