20080630_01.jpg「映画館に行くほどではないけど、見てみたいなー」
って思ってたんですが、少し前にWOWOWでやってたのを録画してたので、改めて見ました。
一言で説明すると「万能超人主人公の暗殺劇」っていう感じ。
いやマジで。

ちなみにストーリーはかなりマッチョな感じなんで、ストーリー性を求める人には全くオススメできません
が、個人的にはなかなか面白かったですよ(゚∀゚)

ネタバレ含むんで注意してください。

はじまりは物語より少し前、万能超人主人公(スワガーさん)がまだ超スナイパーだった頃からはじまります。
戦場で相棒と任務に就いていたスワガーさんは、そこでの戦闘で超絶的なスナイピングを見せて70人も仕留めたり、生身でヘリを落としたりとチート状態だったのですが、多勢に無勢もある上に上層部から見殺しにされてしまいます。
その上、相棒はヘリとの戦闘で死んでしまい、生き延びたスガワーさんは山奥に犬と引篭もり生活を送ることになります。

そんな引篭もり主人公の元へ軍の大佐が訪れ、
「大統領暗殺阻止計画があり、その方法が長距離からの狙撃によるものだと分かっている。暗殺阻止の為に暗殺を計画して欲しい」
と依頼されます。
最初は嫌悪感丸出しだった主人公ですが、結局仕事を受けてしまいます。
その狙撃距離は忘れましたが一般ではまず無理な距離らしく、スワガーさんが試しに挑戦してみます。
ブランクがあるので、一発くらい外すのかと思ったら一発で命中して「いけそうだな」ってサラって言ってました。
さすがアメリカの超兵は一味違いますね。

そんなスワガーさんは現地調査をする必要があり、いくつかの都市を回ります。
結果、フィラデルフィアでは狙撃可能な要素が全て揃っているという結論に達し、当日の警護にも同行する事に。
大佐とか、その取巻きとかが俺、悪役なんだぜ!(゚∀゚)って感じの悪役顔なので裏切られるとは思っていたんですが、本当にアッサリ裏切られてしまいます。
更に狙撃も実行され、大統領は無事でしたが調印した大使が死亡してしまいました。
スワガーさんは振り向き様に肩とわき腹を撃たれてしまいます。
しかも敵はスワガーさんを犯人に仕立て上げるためにスワガーさんの狙撃銃まで持ち出して設置します。
普通、暗殺するのに自分の愛用している銃を持っていかないと思うんですが、そこは深く考えないようにします。

で、物語冒頭で特に何もしてない内から死にかけるスワガーさん、普通なら即死でもおかしくありません。
良くても出血多量で数時間ももたないでしょう。
ですが超兵スワガーさんは違います、持ち前のタフさで車を奪い逃げ切り、持ち前のタフさで応急処置もし、持ち前のタフさで元相棒の奥さんの元まで逃げます。
あまりのタフさに、人間であるかどうかも疑問に思います

応急処置の内容も止血だけではなく、消毒、回復作用があるらしい砂糖水の点滴、感染症の対策も完璧です。
更に奥さんの協力もあり、更なる完璧な治療と睡眠を取り、撃たれて2日半しか経過してないのにほぼ完全回復!!
ちなみに、この奥さんは冒頭で元相棒が看護師の学校に行くとか言ってて、いざ治療をお願いしたら
「私、血がダメなの、今は教師をしているの」
って、なかなかの冷徹ぶりを見せてくれます。
ていうか、血がダメなら看護師の話が出る時に旦那と相談すべきじゃないでしょうか。
ま、そんな奥さんもほぼ抵抗も葛藤もなくスワガーさんの治療をして血を克服したみたいなんですけどネ!

そんなパーフェクトスワガーさんは反撃に出ます。

まず、撃たれたばっかりのスワガーさんに投げられて車まで奪われた無能FBI捜査官がいます。
役柄なのは素なのかヤル気が感じられないオーラを出してるんですが、この人がスワガー効果で突然有能になっちゃいます。
この暗殺の矛盾点をどんどん突き止めていきます。
1.スワガーさん程の人が大統領から狙いを外すのは、当日の状況からして有り得ない。
2.スワガーさんを撃った人は「ビルからライフルの銃身が出てたので怪しいと思い進入した」とあるが、そもそも狙撃で銃身を外に出す必要はない。

等など、ごもっともな意見を上司に伝えます。
しかし、今までの無能振りが祟ったのか、誰にも相手にされません。

そんな言葉にも態度にもめげず、どんどん独自の捜査を進めていく新人さん。
遂には暗殺に使われた銃を突き止める等、かなりの働きをします。
が、そんな目立った行動をしていれば大佐の目にも入るわけで、捜査中に拉致られてフルボッコにされた挙句、自殺偽装装置で大ピンチ!

その時、犯人の一人が狙撃されて死亡します。
スワガーさんです、スワガーさんがやって来ました。
不安定なボートに立ち乗りしながら狙撃という超兵ここに有り!という感じで次々と犯人を仕留めていくスワガーさん。
新人さんを無事に救出します。
というか、どーも一部始終見てたみたいですけど。

新人さんと手を組んだスワガーさん。
敵方はソロソロ本気でマズいと思ったのか、囮を出してスワガーさんを家に誘き寄せ、取り囲んでのフルボッコ計画を考えます。
そのフルボッコする役になるのは24人の優秀な兵士達。
どっかからわざわざ呼び寄せたくらいですから、かなりの手練らしいです。

そんな罠を突入する前から見破っていたスワガーさん。
やっぱり一味違います。
爆弾とナパームを手作りで沢山製造し、その間に新人さんの訓練も行い、着々と準備を進めていきます。
新人さんはこの1回の訓練の末、優秀なスナイパーへと変貌します。
なんていうか、スワガー菌みたいなのに感染すると全員優秀になるんですかね?

そして準備万端のスワガーさんは囮がいる家に進入します。
その家には警護がいるんですが、全て狙撃ではなくナイフやサイレンサーピストルで仕留めていきます。
もうここまで来ると何でもありですね。
いよいよ囮との対面ですが、この囮の人は凄い狙撃手らしく対決を楽しみにしてたんですが、特に戦う事はなく重要機密事項をベラベラ一人で勝手に喋って自殺します。
しかもバレたら大佐はバックにいる議員もヤバい内容で、作戦が失敗した事を全く考えていない素晴らしい作戦です。

で、その優秀な24人の兵士とやらは何も出来ずにスワガーさんと新人さんによって全滅します。
ヘリまで持ち出してたのに手傷も負わせられないヘタレっぷりでした。
フルボッコ作戦は見事に失敗に終わり、スワガーさんは重要機密を録音までしてバッチリゲットです。
そんな時、奥さんが拉致られている事を知ったスワガーさんは、機密事項のレコーダーと奥さんの交換を提案します。
レコーダーなんて複製取ろうと思えばいくらでも取れるんですが、そんな事は言ってられない大佐は交換条件を飲みます。

その交換場所はなんと雪山

       / ̄ ̄\      
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      |::::::        |   マジかよ、雪山はねーだろ・・・。
     . |:::::::::::     |    常識的に考えて・・・。
     .  |::::::::::::::    }          ....:::,,  ..
     .  ヽ::::::::::::::    }         ,):::::::ノ .
        ヽ::::::::::  ノ        (:::::ソ: .
        /:::::::::::: く         ,ふ´..
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         |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━

大佐の気持ちはこんな感じだったんじゃないでしょうか。
相手から「見通しのいい所がいい」と言われたからって、雪山はいくらんでも極端すぎでしょ。
当日、山の天気が最悪だったらどうするツモリだったんでしょうか。延期?

で、到着する大佐と親玉議員、そこへノコノコと歩いてやってくる新人さんが!
しかし速攻狙撃されて倒れる新人さん。
( ゚Д゚)・・・。 (゚Д゚)
って感じだったのも束の間、その狙撃場所を特定し狙撃手をどんどん駆逐していくスワガーさん。
そして撃たれた新人さんはスワガー効果もあって普通に立ち上がってました。
淡々と進んでいるので気付きにくいですが、防弾チョッキを着てたとかそんな問題ではなく、相棒をアッサリ囮にするスワガーさんの冷徹さが凄いですよね。

で、奥さんを拉致った取巻きはスワガーさんの怒りをかったので指を吹き飛ばされました。
何故か笑う敵、笑ってる内に手を吹き飛ばされ、そのまま倒れこみました。
その後、奥さんに滅多撃ちにされてしまいます。
奥さんコエェェ・・・。

その後、そこで撃ち殺せばいいのにのんびり会話をしてたらFBIが雪山に。
そこでボイスレコーダーを捨てて
「この内容はヤバすぎる、聞かれたら誰も助からない!」
とか言って武器も投げ出して突然の完全降伏モードに。
話の展開っていうか、スワガーさんの態度の急変さについていけなかったんですが、FBIに((;゚Д゚)ガクガクブルブルみたいな感じでした。
そのままアッサリ捕まるスワガーさん御一行。

もう時間もないのにどうなるんだと思ってたら、FBI長官やらのお偉方が集まっている所にスワガーさん御一行が。
スワガーさんは自分が無罪である事の説明として、
自分のライフルが犯行現場にあったが、この銃は弾を発射出来ないようにしてあるので、暗殺出来るハズがない。

と主張します。
ていうか普通は硝煙反応とか調べると思うんですが、そこらへんの細工は全くしてない事にビックリです。
その上でレコーダーはないですが写真等で大佐の悪事を暴きます。

しかし、大佐のした事は重罪でも国外の犯罪なので国内では裁けないとの事で大佐は勝ち誇って退席。
スワガーさん御一行も無罪放免になりました。
しかし腹の虫が収まらないスワガーさんとFBI長官、特に依頼されたわけではないんでしょうけど、大佐と議員を暗殺します。
要するに「罪に出来ないなら殺しちゃえ☆」って感じですね。
大佐に至ってはあんだけ前フリがあったのに特に会話もなし。
議員は命乞いする所を射殺し、護衛の人もついでに射殺。
ついでのついでで、証拠隠滅って事でガス爆発によって家ごと爆破してミッションコンプリート。

奥さんの迎えの車に乗って物語りは終了します。
特にラブロマンスなし!
流石マッチョ映画なだけあって、そういうモノは一切排除する男らしさが素敵です。

最後の急展開は正直どーかなーって感じでしたけど、概ね面白かったですヾ(゚∀゚)ノ
セガール映画のような安定感ある主人公を久々に見ました。
続編は出ないでしょうけど、こういうマッチョな映画はたまに作って欲しいですね。