ClamAVにかなり深刻な脆弱性が発見されたので、0.92.1→0.93へアップデートしましたヾ(゚∀゚)ノ
アップデートは上手くいったんですが、スキャンするとエラー発生しました(;´Д`)
ERROR: Parse error at line 300: Unknown option ArchiveMaxCompressionRatio.
WARNING: Clamd was NOT notified: Can't find or parse configuration file /etc/clamd.conf

エラーの内容はこんな感じ。
要するに、clamd.confの300行目のArchiveMaxCompressionRatioなんてオプションはねーぞ(゚Д゚メ)ゴルァ!!
と怒られているワケです。前のバージョンでは使えてたのに・・・。

というワケで原因を調べてみましょう。
アップデートの際にrpmnewファイルが作成されています。
そのrpmnewの設定ファイルと既存の設定ファイルを見比べた所、だいぶ仕様が変わっているみたいです。
MailMaxRecursion NUMBER (OBSOLETE)
       WARNING: This option is no longer accepted. See MaxRecursion.

ArchiveMaxFileSize (OBSOLETE)
       WARNING: This option is no longer accepted. See MaxFileSize and MaxScanSize.

ArchiveMaxRecursion (OBSOLETE)
       WARNING: This option is no longer accepted. See MaxRecursion.

ArchiveMaxFiles (OBSOLETE)
       WARNING: This option is no longer accepted. See MaxFiles.

ArchiveMaxCompressionRatio (OBSOLETE)
       WARNING: This option is no longer accepted.

ArchiveBlockMax (OBSOLETE)
       WARNING: This option is no longer accepted.

これだけの設定項目がOBSOLETE(要するに時代遅れの項目)になっていました。
ウチの環境では設定ファイルの300行目にArchiveMaxCompressionRatioを使用していたので、エラーが出ていたというワケです。
なので、clamd.confの内容によってはエラーの内容が若干違うと思います。

で、イチイチ直すの面倒なんで既存の設定ファイルをリネーム(または削除)し、rpmnewファイルを元に設定したら上手くいきましたヾ(゚∀゚)ノ
Databasemirrorの項目が消えてた上にmanにも無かったんですが、freshclam.confだけのオプションになっちゃったみたいです。
OBSOTELEなんて嫌いだッヽ(`Д´)ノ

また、freshclamではOBSOLETEはなかったので今までの設定ファイルでも問題ありません。
ウチではエラー出ませんでした。