WindowsXP SP3でネットワークケーブルが刺さっている場合のみファイルを開くのが遅いという報告がありました。
実際に確認してみると、確かに1KB程のテキストファイルを開くのに1分程かかっていますヽ(´Д`;)ノ
ここでネットワークケーブルを抜くと即座に開くようになり、デフォルトゲートウェイをなしにしても即座に開きます。
なんだそりゃ・・・。
という訳でネットワークのどっかを参照してリンク切れを起こしてるっぽいんです。
ですが、客先なのでEthernalとかのパッケトキャプチャソフトは入れれないので先生に聞いてみたら結構出てきました。
ファイルの起動が遅い − System Insider − @IT
おしえてBP! 全種類のファイルでクリック→開くまでが遅い
ほぼネットワーク系という事で確定ですね。
色々試しているので、こちらでも考えれる所を修正してみました。

ネットワークドライブで無効なのを削除→効果なし
マイネットワーク内の共有フォルダを全削除→効果なし
レジストリを弄る→直ったーヾ(゚∀゚)ノ

悪さの招待は「HKEY_CLASSES_ROOT\Applications」内のとあるアプリケーションでした。
アプリの項目消したら問題なく開くようになりましたヾ(゚∀゚)ノ
何故そのアプリが悪かったかというと、サーバ上で起動していたんです。
問題が発生した客先では、今回ネットワークの配置を変更されたらしく、その時にサーバのIPアドレスが変更になったとの事でした。
それを最初に言えという突っ込みは不要です。
そのアプリが毎回存在しないネットワーク宛にアプリを探す→結果見つからないのでタイムアウト→ファイル開くという動作になっていたので、遅くなっていたようです。
で、「HKEY_CLASSES_ROOT\Applications」内に1つでも存在しないネットワークへのリンクがあるとApplications内の全部のアプリケーションに影響が出る仕様らしいです。

要はマイクロソフトの怠慢という認識でいいと思います。
なんだその仕様・・・。
因みにレジストリの検索で「\\」で調べたら出るかと思いきや出やがらなかったので手動で調べました。
発見したとき「あるやん!(゚Д゚)」と声を出して注目を浴びてしまったのは秘密です。
あとこの症状、LANケーブル抜き差しで回避出来るのは分かるんですが、なんでゲートウェイ設定した時のみ発生する原因は不明です・・・。

ま、無事に解決したので良かったですヾ(゚∀゚)ノ
最近NASも安く手に入るようになったので、この手のトラブルは増えそうですね。
覚えておいて損はナシです。