Windows7にしてから暫く経ち、全体的な進化にもうXPには戻れません。
会社でも何台かPCを購入し希望者にはWindows7での作業をしているのですが、UACはやはり不評です･･･。
Vistaよりもかなり良くなったとは言え暗転して警告画面というのは嫌なようです。

またスペックが高くないPCだと暗転動作そのものが重いという事もあるので、そういう方にはオススメです。
ではUACの暗転解除の設定をしてみましょうヾ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
UACの自体を解除設定する記事は下記にあります。
RAVENZ NETWORK ::: BLOG EDITION : WindowsVista/7でUACを解除
これはこれで警告が出なくなるという点だけでは良いのですが、セキュリティ面でのデメリットが大きすぎるので推奨しません。

Windows7の場合のみ
Windows7ではUACの設定がかなり簡易的に行えるようになりましたヾ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
UAC暗転解除
■「コントロールパネル」-「ユーザーアカウント」-「ユーザーアカウント」-「ユーザーアカウント制御の設定」を表示
※ユーザーアカウントが2回書いてあるのは間違いではありません
■スライドバーを下から2番目に設定

以上で設定は完了です。
ただドメイン全体へ設定する場合はグループポリシーでの設定をする必要があるので、その場合は下記を参考にして下さい。

WindowsVista/7の場合
一般的な場合(ドメイン非参加の場合)
UAC暗転解除1
■「コントロールパネル」-「管理ツール」-「ローカルセキュリティポリシー」を起動
■「セキュリティの構成」-「ローカル ポリシー」-「セキュリティ オプション」を選択
■「ユーザーアカウント制御:昇格のプロンプト時にセキュリティで保護されたデスクトップに切り替える」を「無効」に設定


ドメイン参加時でグループポリシーを使用する場合
UAC暗転解除
■「ファイル名を指定して実行(Windowsキー+R)」-「gpedit.msc」で「グループポリシーの管理」を起動
※尚、ドメイン非参加の場合も同じ手順ででローカルポリシーの変更が可能
■「コンピュータの構成」-「Windows の設定」-「セキュリティの設定」-「ローカル ポリシー」-「セキュリティ オプション」を選択
■「ユーザーアカウント制御:昇格のプロンプト時にセキュリティで保護されたデスクトップに切り替える」を「無効」に設定


■レジストリで設定する場合
一部のエディションではローカルセキュリティポリシーが存在しない為、レジストリを編集します。
場所:「HKEY_LOCAL_MACHINESoftwareMicrosoftWindowsCurrentVersionPoliciesSystem」
名前:PromptOnSecureDesktop(無ければ追加)
種類:DWORD
値:0

※レジストリの設定はOSに問題が発生する場合があるので自己責任で慎重にして下さい

ちなみに「セキュリティで保護されたデスクトップ」というのはUACのメッセージが表示されている間はウィルスを含む操作を一切遮断する為の物です。
なので暗転を解除するという事はこの機能も解除されます。
UACは最低限残したいけど暗転は嫌という人向けですが、デメリットも考慮して設定しましょう(・∀・)